日頃SDGsそのものを反映したお仕事をされている市役所職員の皆様に、2030SDGｓカードゲームを体験していただこう！ということで、金曜日の夜開催にもかかわらず、22人に体験していただくことができました。くじ引きで座る場所を決めましたが、すでに日頃から活発なコミュニケーションをなされているご様子で、開始前からニックネームや朝ごはんの話で盛り上がり準備OK!

前半終了時の2026年、すでに経済は20でしたが、環境は4、社会は5といった状況・・・。人生のゴール達成ペアは2組のみ。10分間の休憩タイムでは、席を立つ方、皆無でした。秘密の作戦会議だったのでしょうか。。。
後半終了時の2030年、不思議と経済は20のまま、環境は10、社会は14！人生のゴール達成ペアは9組となりました。

「社会」を良くしようとがんばったけれど、活動のひとつひとつにはとても時間がかかることが見えてきた、自分の人生のゴールが達成されて、はじめて周りの人のニーズに気づいた、みんなで話し合い、分けあえば、より多くの人のニーズが満たされることに気づいた、みんなが同じ方向を向いて協力し、進むことが大切、社会全体が豊かになっても幸せじゃない人（取り残される人）がいることがわかった、時間が限られている中で世界全体を見るのはとても難しいことがわかった、困っている人の声、声があげられない人の声を聞こうとすることが第一歩だと思う、交流と情報交換が大切、など、まさにリアルな行政マンのふりかえりが聞けました。

主催者としての喜びは、集まっている人の思いや考え方によって、2030年にできあがる世界や見える風景が全く違うことを再認識できること。そして、参加された方たちが口々に「SDGｓの本質がわかった」とおっしゃってくださること。　これからもSDGｓを堅く考えすぎずに、ゆる～く、な～んとなく本質がわかる（気がする・・・）それでいいので～す、とお伝えしていきま～す。ご参加くださいました職員の皆様、ありがとうございました！