開催日時：2017年2月26日（日曜日） 場所：ウインクあいち 内容：「僕が科学者をめざした理由」について小学４年生以上を対象にした環境評論家・武 田邦彦先生による講演会。
体が弱くなかなか学校に通えなかった先生が、東京大学に進学できたのは、好きなこと・興味のあることはとことん調べて知識を増やしていったことに尽きます。あまり早くに目標は決めなくても、その時期に興味を持ったことを深く勉強していくことが大事だと教えてくださいました。
とかく親は子どもの行動に口をはさみたくなるが、なるべく自由にのびのびと育てること。自分のやりたい事を止められることが意欲をそぐ一番の原因だからです。一般的に子どもと過ごす時間の多い母親は口うるさくなりがちな分、父親がゆったりと自由な雰囲気を作りバランスの取れた環境が必要です。
「褒めて育てる」より「認めて育てる」のが大切。何かができるようになったら褒めるより共感する。「できるようになってよかったね」と。子どもの中では自己達成欲が一番優先順位が上なので自分でも嬉しい上に、親が共感してくれたらさらにやる気アップにつながっていきます。
フィール・ザ・ワールドオリジナルのコミュニケーションカードを使って質問するのが通常ですが、今回は直接先生に質問する方がたくさんいらっしゃいました。先生の食べ物の好みから、思春期の子どもとの関わり方、ゴミの分別、健康問題、先生の結婚の馴れ初めまで、幅広い質問がされ、笑いの絶えない講演会となりました。
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