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イベント名:第9回トップセミナー
開催日時:201年7月8日(日曜日)
場所:名古屋大学構内 野依記念学術交流館
内容:「グローバルな子どもの育て方~グローバル人材≠英語を話すこと~」と題し「真の国際化とは何か、英語を学ぶ目的は何か」についてのマリア・ヴァシィレヴァ氏による講演会。
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マリア先生の育った国
ロシアで生まれブルガリアで育った先生が、ブルガリアについて紹介してくれました。なかなか日本ではなじみのない国ですが、こうしてその国の方にお話を聞くととても身近に思えてきます。自然が多く、おいしそうな食べ物を見て行きたくなた参加者も多いのではないのでしょうか。
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言語はコミュニケーションのツール
英語を勉強するのは大事。英語だけでなくどの外国語でも世界のトビラを開く「ツール」。 いろんな国の人とコミュニケーションを取りたいという気持ちが「ゴール」。この「ツール」と「ゴール」を間違えないようにするのが重要だそうです。
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「ゴール」にフォーカスしてみよう
"exposure"---触れる、さらされるという意味の言葉です。いろんな国の文化を体験し、いろんな国の人に出会い、いろんな国の言葉に触れる。そういう体験がとても大切だといいます。世界の言語は日本語と英語だけではありません。ましてや世界にはたくさんの国々があるのです。ついつい町を歩いている外国の方に「ハロー」と英語で話しかけるのは日本人の悪いクセかもしれませんね。
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英語圏への留学だけじゃない。
留学するにしても英語圏じゃない国へ行くことも選択肢だといいます。海外旅行に行くなら日本人ガイドなしにする。また、お金のかからない方法として、英語を使えるアルバイトを探す、いろんな国のフェスティバルに行ってみるなど。そして知っている言葉を使って自分の言いたいことをあきらめないで言ってみることが大事!とのことでした。
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頭のバリア
結局は子どものロールモデルは大人ということ。子どもは周りをよく見ていて大人がもっている偏見などをすぐに感知します。そういった「頭のバリア」を取り除くことがとても大切だといいます。先生のお子さまも「ハーフ」と言われることがあるけれど、「私たちはハーフではなくダブルです」とおっしゃった先生の笑顔がとても印象的でした。
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講演後の質問タイム
フィール・ザ・ワールドのトップセミナーの最後には「コミュニケーションタイム」という質問コーナーがあります。こちらも参加者の皆さまからたくさん寄せられ、先生にお答えいただけました。いろんな国で生活をされた経験のある先生の話に目からウロコ、という意見や、日本在住の外国の方の実体験のおもしろいエピソードなどが聞けてよかった、などのお声を頂きました。子育て世代の方々もいらっしゃたのできっとよいヒントになったことと思います。
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