盛りだくさんの「英語であそぼう クリスマス!」でした!
2023年12月9日(土)北名古屋市にある名古屋芸術大学アートスクエアにおいて、小学3年生・4年生を対象に「英語であそぼう クリスマス!」を開催しました。クリスマスはプレゼントをもらってケーキやチキンを食べるだけの日だと信じている子どもたちのために「そもそも、クリスマスってなに?」というお話から入りました。世界中の人々の幸せを祈ったり、いつも回りで自分を支えてくれている人に感謝の気持ちを伝える日としてとらえなおしたようです。
「世界のクリスマスクイズ」
クリスマスの考え方は国によってさまざまです。ケンタッキーフライドチキンがクリスマスの日によく食べられている日本のことは、世界でも「珍しいクリスマス」とネタになるほど。キリスト教信者が多いフィリピンでの、9月から始まる4か月間の長いクリスマスシーズンの話、サンタクロースのために準備するおやつは、ビールとミートパイだというアイルランドのことなど、自分で答えを考えて「赤・黄・緑」のボックスに入って座るという三択クイズを5問おこないました。ウクライナのクリスマスのシンボルは「クモ」という質問には、見事1名の児童が正解しました。いろいろな考え方や過ごし方があることを改めて肌で感じたようでした。
This is for you! リレー
クリスマスには贈り物をプレゼントする機会がありますが、英語では何と言って渡しますか?もらったら何と言いますか? そんな状況を想像しながら「This is for you!」(あなたのために)「Thank you.」(ありがとう)「You're welcome.」(どういたしまして)リレーをしました。クリスマスツリーの周辺にあるたくさんのプレゼントの山からひとつ選んで、それを自分の列の後ろの人に言葉と一緒にていねいに両手で渡します。「アイコンタクトと笑顔を忘れないようにね!」というリーダーたちの声かけに、はっと気づく子、ずっとニコニコし続けている子など、表情はさまざまでしたが、何回かリレーをするうちにすっかり「目的・状況・場面」に合った英語が使えるようになりました。
動いて楽しんだよ!クリスマスバスケット
知識として知っている単語でも「使える・言える」は別です。今回はクリスマスシーズンにちなんで「Christmas basket」をしました。「Christmas tree」「Christmas card」「Santa Claus」「snowman」「stocking」の5つの単語です。始めの音がCやSで始まりますから、最後まで注意して聞かないと動けませんが、全員しっかり耳を澄ませて、自分の単語を聞き取っていました。この活動では「ざわざわとみんなで動いて楽しかった!」という振り返りの声をきくことができました。
ツリーが飛び出すクリスマスカード作り
子どもたちが大好きな活動のひとつ「クリスマスカード作り」。今回は飛び出すクリスマスツリー作りに挑戦しました。はじめは難しそうに感じた子もいたようですが、ひとつずつ手順を踏んでいけば、自分で作れるのだという成功体験が味わえたようです。折り紙のサンタクロースやリボン、トナカイやブーツなどを2つ選び、クリスマスのシールを2枚選んで自分のオリジナルカードに作り上げることができました。
振り返りをみんなで!
「クリスマスクイズやクリスマスバスケットで、みんなでわいわい動いたのが楽しかった」「プレゼントを渡すときに「This is for you.」というのがわかって嬉しかった。使ってみようと思いました。」「クモがシンボルと聞いてびっくりしました。」「クリスマスカード作りでは木を飛び出すようにするところがむずかしかったです。」「クリスマスカード、シールやサンタクロースの位置を工夫しました。」など、それぞれの子どもが今日の体験を通していろいろなことに気づき、学んでくれたことがわかりました。
全員で記念撮影!
それぞれのオリジナルカードを手に、笑顔がキラキラの子どもたち。おうちでも作ってみてね!