10月24日(日)14:00~
第4回SDGs映画鑑賞会「もったいないキッチン」を開催しました。
参加者:大人11名
10月16日は国連が定めた世界の食料問題を考える日「世界食料デー」。それにちなみ、食品ロス問題を取り上げたこの作品を上映しました。オーストリア人の食材救出人ダービットが「もったいない」という日本独自の価値観に出会い、そのユニークさと多様性に感動し、日本人のニキとともに約1か月かけて日本中を旅するドキュメンタリー映画です。
日本各地には、食品の作り方や流通に「革命」を起こそうとしている人達がいることを知ることができました。その革命は、廃棄される食べ物を豚の飼料に変身させたり、五感を研ぎ澄ませていただく「暗闇ご飯」に取り組む僧侶、自然の恵みをそのままいただく野草料理のおばあちゃん先生、野生の菌だけでパンとビールを造る職人、鰹節の製造過程でモーツアルトを聴かせてクラッシック節を作る職人など、多岐にわたります。切り口は、食品ロス削減ですが、その活動には「人間が本来の姿で無理なく生きる」というヒントが散りばめられていました。
第2部のワークショップでは、映画を観て感じたことをシェアをしました。参加者からは「日本は豊かな国であることを再発見した」「資源を大切にしようとする人達が老若男女たくさんいたことに感動した」「時間の使い方やものの見方、価値観を変えることを改めて考えたい」など、単に食べ物の話だけでは終わらないメッセージが伝わったようです。
2021/10/25