11月14日（日）14:00～
第５回SDGs映画鑑賞会「HAFUハーフ」を開催しました。
参加者：大人９名　子ども１名　計１０名
今回の上映作品は、両親のどちらかが外国国籍を持つハーフの方々にスポットを当てたドキュメンタリー映画です。
今では、49人に１人が外国国籍の親を持ち、国際結婚も増え、単一民族国家ではなくなっている日本。
この日本で暮らしている。もしくは、自身に流れている日本のルーツを探すために日本に移住した４人のハーフを追った映画内容でした。
登場する人たちは、見た目が少し違ったり、日本語が少し不得意というだけで、学校や社会から疎外される苦悩を抱えていました。また、父の祖国をひたすらに隠し続けるという苦悩を抱えた人も。
居場所とは？差異とは？区別とは？いじめとは？
２人のハーフ女性監督が手掛けた内容は、多様なバックグランドを持つ人が増えている現代において、問題視されていなかった問題を浮き彫りにしています。

第2部のワークショップでは、全ての参加者が残ってくださり、映画で感じたことのシェアをしました。
「職場にもハーフの子どもが在籍していて、どのような感情で学校に来ているのかを想像すると胸が苦しくなる」「ハーフの人が抱えている問題があることを初めて知った」「知ることは小さいことかもしれないが、大きな一歩だと思う」などの意見が発言されました。
「このような映画があることをもっと多くの人が知ってほしいし、見て欲しい。特に若い世代に！また、それを伝えることも、今を変えていく一歩だと思う」など前向きな具体解決案も発言されました。
大人に混じり、参加してくれた小学5年生の女の子も、自分の言葉でしっかりと発言してくれ、どの参加者も作品の余韻を深めることができました。