8月12日(木)14:00~
第3回SDGs映画鑑賞会「バベルの学校」を開催しました。
参加者:大人13名、子ども3名
この作品は、フランスのパリを舞台に、24名・20の国籍をもつクラスメイトが織りなすドキュメンタリー映画です。
国籍・肌の色・使用言語・宗教・国政・社会的背景・家族構成・個人の得意なこと・好きなことなど…
何一つ同じバックグラウンドを持たない24人の子ども達が、人との違いを知り、全員の共通点を作り上げていく様は、世界の縮図を見ているかのような内容です。
第2部では、日本語学校「あいちコトノハ学院」校長としてもご活躍中の鬼頭昌也氏をお招きし、「多様性ってなんだ?」と題してワークショップを行いました。
映画を観て感じたことのシェアでは、誰一人同じ意見はなく、ここでも多様性を感じます。
「ぶれない軸を持った自分でありたい」
「自分が生き生きと幸せでなければ、周りを幸せにできない」
多様性がテーマの座談でありながら、参加者自身に焦点が絞られていくことも、興味深いことでした。
参加者の発言に、誰もが耳を傾け、誰もがうなずきながらの充実した30分のワークショップ。
「肯定する」ということの大切さを深く考える機会となりました。
2021/08/13