ツナガルプロジェクト第3回 10月4日(日)17時30分~18:30分開催
今回のゲストスピーカーは、コスタリカ出身で在日2年目のルクレシアさん。
愛称「ルー」で親しまれ、子ども達だけでなく、同僚の先生方らの信頼も厚い素敵な先生です。
20名の参加者に、コスタリカの魅力と自然保護のお話をしていただきました。
上はメキシコ・アメリカ、下はコロンビア・ブラジルをつなぐ、橋の役割も担うコスタリカは、
スペイン語で「豊かな海岸」という意味。
日本の7分の1しかない国土に、地球上すべての動植物の5%が生息しているというのですから驚きです。
はじめに、コスタリカの食べ物、植物、動物などをスライドを見ながら説明を聞きました。
プランテーンというバナナに似た植物は、コスタリカの食生活にはなくてはならないもので、
芭蕉の葉に似た大きな葉は、皿やカップなどになったり、食料を蒸し焼きする際に利用されたり、
何よりもその実は、とてもおいしいのだそう。食べてみたいなぁ…とオンラインを恨めしく思いました。
なんともかわいらしい「真っ赤なカエル」このカエルの名前は?というクイズでは、
Fire . Strawberry . Rainbow . Black hands など
たくさんの回答がチャットで寄せられましたが、残念ながらタイムアウト。
正解はBlue jeans。ジーンズを履いたような足の色に納得!
そして、おしゃれなネーミングセンスに参加者からは笑みがこぼれます。
楽しみながらコスタリカの生物や文化を知った後は、コスタリカの環境について。
コスタリカは、軍隊を持たない国です。
2021年までにプラスチック使用の全廃を掲げ、
美しい国を大切しよう。兵士よりも教師を。というスローガンのもと、
国家予算は重点的に教育に回されているそうです。
電力は、再エネルギー電力(水力・空気・火山など)で95%をまかなっているほど。
一時は、森林が激減しながらも、国民総力の取り組みで随分と回復してきたということです。
エコツーリズム発祥の地コスタリカは、素晴らしい取り組みを実践し続けることで、自然を守り、
平和国家を作り上げてきたスーパー先進国ということがわかりました。
最後の質問タイムでは、多くの質問がチャットで寄せられ、
エンディングでは「コスタリカに行きたい」というメッセージも多く寄せられるほど、
最後には全員がコスタリカファンになっていました。
Pura Vida! (プラ ビーダ)
この言葉をみんなで掛け合い、最後のあいさつとなりました。
とても充実した1時間のプロジェクト。講師のルクレシアさん、本当にありがとうございました。
2020/10/05